About
新型コロナウイルスが蔓延して3年あまり、全世界に今もなお大きな影を落とし続けています。
ウクライナ情勢の深刻化から、原油や天然ガスなどエネルギーコストの高騰が巻き起こり、ゴールが見えない状況が世界的に続く中、特に物流は根底が大きく揺らぎ、サプライチェーンの再構築が求められる「変革の時代」を迎えようとしています。
これは物流不動産にも大きな影響を及ぼし、市場がはじまった2000年初頭以来最大の壁を迎えようとしています。
建築費高騰から投資環境が鈍化、利回りが低下するなどの兆しが見えるようになるなど“不確実な変化の時代”における、物流不動産の現状、これからどう動けばいいのか、などを検証いたします。
これだけの物流不動産専門家が一堂に会するセミナーはJALPAだけです。貴社のビジネスのご発展に結びつく、有益な情報満載でお届けいたします。
講演者プロフィール
平澤 崇裕
国土交通省 総合政策局 物流政策課長
1995年運輸省入省し、自動車交通局技術安全部整備課に所属。2014年7月、国土交通省関東運輸局自動車技術安全部長、2016年7月、同省自動車局審査・リコール課リコール監理室長、2018年7月、同省自動車局技術政策課自動運転戦略官、2020年7月、環境省水・大気環境局総務課調査官(環境管理技術室長併任)、2021年7月、鉄道・運輸機構施設管理部長を経て、2022年4月より現職。
渡邉 和彦
ESRリートマネジメント株式会社 代表取締役社長
1981年4月に住友銀行(現三井住友銀行)入行。国際大学大学院留学、経済調査部(東京)、ワシントンAEI研究所客員研究員、経済調査部(ロンドン、ヘッド)、国内支店長などに従事。2004年11月に株式会社アテナに入社し、常務取締役経営企画部長兼物流本部長を経験。AMB船橋5を賃借した際に、現ESR経営陣と知りあったのがきっかけで、2014年11月にレッドウッド(現ESR)に入社し、ファイナンス、リーシング、M&A各部門にて、Managing Directorを歴任した。2021年2月より現職。倉庫を借りる立場、資金調達する立場、営業する立場、倉庫をリートとして買い取る立場を全て経験している。
加藤 雄一
㈱三菱UFJ銀行 企業審査部 不動産審査室 調査役
1998年4月入行。法人担当を経験後、直近は15年以上に亘り、MUFGグループ内の不動産関連業務に幅広く従事。2007年に三菱UFJ信託銀行の不動産部門に業務出向し、売買仲介や証券化アレンジ、不動産を切り口とした財務戦略提案業務等を経験した後、三菱UFJ銀行ストラクチャードファイナンス部にて不動産ファイナンス業務に、2014年以降は現部署にて不動産ファイナンスに関する審査・企画業務に従事。
古江 忠博
日本通運株式会社 取締役 常務執行役員
1985年日本通運株式会社入社。主に国際航空貨物業務に従事し、東京・ロンドン・シカゴ・シドニー・香港・メキシコシティーで勤務。海外駐在歴は通算17年に及ぶ。2016年メキシコより帰国後、関東甲信越ブロック統括部長、2018年経営企画部長を経て、2019年執行役員中部ブロック地域総括兼名古屋支店長。2022年1月、取締役常務執行役員に就任、営業戦略本部長として、『データドリブンな営業マネジメント変革』に取組み中。
第15回講演テーマ 不確実な変化の時代と物流不動産
プログラム
■第一部 開演
<開会の辞>- 有限責任事業組合 日本物流不動産評価機構 代表理事 大谷 巌一
日本物流不動産評価機構推進協議会 委員長 河田 榮司
<基調講演>- 「物流分野の現状と取組について」
国土交通省 総合政策局 物流政策課長 平澤 崇裕 氏
- 「今昔の倉庫・物流不動産事情と今後のマーケットをどう見るか?」
ESRリートマネジメント株式会社 代表取締役社長 渡邉 和彦 氏
~休憩 約15分~
■第二部 開演
- 「金融機関から見た物流不動産の現状と展望」
株式会社三菱UFJ銀行 企画審査部 不動産審査室 調査役 加藤 雄一 氏
- 「NXグループの医薬品物流戦略~最先端医薬品倉庫のご紹介~」
日本通運株式会社 取締役 常務執行役員 古江 忠博 氏
・ 閉演
*講演時間や順序が変わる場合があります。
日本物流不動産評価機構 推進協議会(JALPA推進協議会)
日本物流不動産評価機構 推進協議会(JALPA推進協議会)は、LLP 日本物流不動産評価機構の設立に賛同頂 いた企業や有識者からなる非営利団体です。
会員の相互交流による勉強会や研究会によって、物流関連事業 の発展と物流不動産評価体系の確立を目的に、2006年に発足いたしました。