About
物流業界では、2024 年問題により大きな混乱が生じようとしています。
ドライバー不足が加速し、2030 年にトラック輸送量の35 %が運べなくなる試算もあります。
日本の高品質な物流は終焉を迎えてしまうのでしょうか。
本セミナーは〈物流不動産が〉この危機にどう関わり、どう解決策を見出していけるのか。物流不動産市場から、物流の転換期として、新ビジネス創生を示唆してまいります。
生き残る策、貴社のビジネスの発展に結びつく有益情報満載でお届けいたします。
講演者プロフィール
最近の物流政策の概要
平澤 崇裕氏
国土交通省 総合政策局 物流政策課長
1995年運輸省入省し、自動車交通局技術安全部整備課に所属。2014年7月、国土交通省関東運輸局自動車技術安全部長、2016年7月、同省自動車局審査・リコール課リコール監理室長、2018年7月、同省自動車局技術政策課自動運転戦略官、2020年7月、環境省水・大気環境局総務課調査官(環境管理技術室長併任)、2021年7月、鉄道・運輸機構施設管理部長を経て、2022年4月より現職。
物流の2024年問題の本質と対応~荷主と物流事業者の協力が必須~
大島 弘明氏
㈱NX総合研究所 常務取締役
1988年、日本大学卒業、(旧)株式会社日通総合研究所に入社。
主にトラック運送事業における事業環境の変化や労働・安全問題、物流効率対策等の調査研究に従事。近年は、トラックドライバーの労働時間短縮等働き方改革に向けたコンサルティングも担当。
ドライバー不足、2024年問題への対応等に関する講演や執筆多数。
経済産業省、国土交通省、農林水産省による「持続可能な物流の実現に向けた検討会」委員を歴任。
2024年問題の切り札~ロジスティクスの未来を支える新たな拠点戦略~
中山 博貴氏
プロロジス 開発部 ディレクター
オリックス株式会社を経て、2011年プロロジス入社。国内の数多くの物流施設の運営管理、リーシング、新規開発プロジェクト推進等、幅広い業務に従事。2020年より東北エリアの開発をリードし、2021年にはプロロジス初となる北東北・岩手県での新規開発プロジェクトを主導。2024年問題からラストワンマイルのソリューションまで、お客様の課題解決という視点から、さらなる付加価値を提供できる開発を目指して活動している。
今後の物流:一般貨物と物流倉庫のマッチング・シェアリング
皆川 拓也氏
トラボックス㈱ 代表取締役社長
2005年日本大学法学部卒業後、KDDI株式会社に入社。 2014年より新規事業部門にてスタートアップ支援プログラム「KDDI ∞ Labo」の企画・運営を統括。 2018年よりCBcloud株式会社に取締役として参画後、軽貨物配送業界の変革を進めるため様々な業種の企業とのアライアンスを実現、その後KDDIを経て2022年トラボックス株式会社入社後、事業部長などを歴任し、2023年5月より現職に就任。
第16回セミナー
新たなビジネスを創生する物流不動産の近未来
〜どうする2024年問題〜
プログラム
■第一部 開演
<開会の辞>- 有限責任事業組合日本物流不動産評価機構 代表理事 大谷 巌一
日本物流不動産評価機構推進協議会 委員長 河田 榮司
<基調講演>- 国土交通省 総合政策局 物流政策課長 平澤 崇裕氏
「最近の物流政策の概要」
- ㈱NX総合研究所 常務取締役 大島 弘明氏
「物流の2024年問題の本質と対応~荷主と物流事業者の協力が必須~」
~休憩 約15分~
■第二部 開演
- 一般社団法人日本パレット協会 専務理事 宿谷 肇氏
- プロロジス 開発部 ディレクター 中山 博貴氏
「2024年問題の切り札~ロジスティクスの未来を支える新たな拠点戦略~」
- トラボックス㈱ 代表取締役社長 皆川 拓也氏
「今後の物流:一般貨物と物流倉庫のマッチング・シェアリング」
閉演
※講演の題など、プログラムが変更になることがあります。
日本物流不動産評価機構 推進協議会(JALPA推進協議会)
日本物流不動産評価機構 推進協議会(JALPA推進協議会)は、LLP 日本物流不動産評価機構の設立に賛同頂 いた企業や有識者からなる非営利団体です。
会員の相互交流による勉強会や研究会によって、物流関連事業 の発展と物流不動産評価体系の確立を目的に、2006年に発足いたしました。